ハイブリッドじゃない、ホンダ・フィットがマイナーチェンジで安全性能アップ

5ナンバーサイズの小型車の販売が前年比で落ち込む中で、小型乗用車として一二を争う人気モデルであり続けているホンダ・フィット。そのガソリン車がハイブリッドモデルに先駆けて、2014年10月10日にマイナーチェンジを実施です。

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マイナーチェンジのポイントは、安全性能の向上と快適装備の充実。

まず、安全性能については、低速の衝突被害軽減ブレーキである「シティブレーキアクティブシステム」とサイドカーテンエアバッグ、容量変化タイプの前席用サイドエアバッグをセットにした「あんしんパッケージ」の装着を拡大。13G、13G・Fパッケージ以外のグレードに標準装備となっています。

また快適装備では、13G・Fパッケージにフルオートエアコンを標準装備しているのがニュースのひとつ。15XLには前席シートヒーターが標準装備されました。さらに13Gを除くグレードには、遮熱性能を持つIRカット/UVカットガラスをフロントウインドウとフロントドアガラスに採用、ドアロックに連動してドアミラーを格納・展開するオートリトラミラーも標準装備しています。

パワートレインは、従来同様に1.3リッター4気筒アトキンソンサイクルエンジンと1.5リッター4気筒ガソリン直噴エンジン。13G・Fパッケージに5速MT、RSに6速MTを用意する以外はCVTとなっているのも同様です。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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