パリモーターショーで披露された日産の注目モデル6台

Cセグメントといえば、王者VWゴルフを筆頭に、フォード・フォーカス、プジョー308、ルノー・メガーヌ、アルファ ロメオ・ジュリエッタといったライバルがひしめき合っています。

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しかし、新型パルサーは単なるハッチバックではなく「日産クロスオーバーモデルのDNAを継承する」とのことで、少しアクセントをつけているようです。

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リヤシートの広々したフットスペースといった高い実用性と、セグメント初となるアラウンドビューモニター、移動物検知機能、LEDヘッドランプ、エマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報などの日産自慢の先進技術を投入。

エンジンは3種類で、最もパワフルな1.6DIGターボエンジンは今回初公開。190psを誇る「パルサー DIG-T 190」は、最上級グレードとして、スポーツ性能を磨いているそうです。

Europe_NISSAN_11 世界初披露されたのが「パルサー・ニスモコンセプト」。新型パルサーをベースに、ニスモレーシングカーテクノロジーを大胆な手法で採用した斬新的なデザインスタディモデル。

同車は、パルサーのスポーティモデルとしての可能性を追求しているだけでなく、日産が進めるニスモバージョンの充実化にも一役買うと期待されています。

欧州で初披露された「370Z NISMO」は、ニスモのスピリットと開発ノウハウを用いて大幅に改良した新型「370Z NISMO」は、切れ味鋭い走りが自慢。

エンジンは3.7LのV6 DOHCで、ベース車の370Zクーペよりも18ps上乗せとなる350psを発揮します。

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12月の発売がアナウンスされているのが新型の「ジュークニスモRS」。最大出力218psとなるエンジン性能の向上に加えて、よりシャープなシャーシをはじめ、 強化されたブレーキの搭載など、コンパクトSUVの新境地を拓く期対の一台。

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そして、欧州デビューとなった「アイディーエックスフリーフロー」と「アイディーエックスニスモ」は、東京モーターショーでも注目を集めましたが、「バーチャル・リアリティ―・テクノロジー」という斬新な手法を用いて、日産は開発プロセスをオープン化。

日産と1990年代以降に生まれたタッチスクリーンやSNSが当たり前と考える世代である「ジェネレーションZ(Z世代)」が「コ・クリエーション(共同創造)」したモデルで、両車は、実験的な新しい商品開発プロセスを用いて、次世代カスタマーの夢や希望、デザインアイデアを反映したモデルとなっています。

日産は2016年までに欧州におけるアジアナンバーワンブランドになる目標を掲げており、昨年のシェア3.9%をさらに伸ばす構えです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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