室内に入ってすぐに気付くのは、ピラーやルーフトリムの色。レヴォーグの「2.0GT-S EyeSight」は白系なのに対し、WRX「S4」はブラックで精悍な雰囲気を演出しています。WRXがスポーティな黒なのは、わかりやすい差別化で期待通りというか想定内といっていいでしょう。
インパネの加飾パネルが、シルバーカーボン調でブルーステッチ&メーターの飾りが入っているレヴォーグの「2.0GT-S EyeSight」に対して、WRX「S4」はカーボン調でステッチ&メーターの飾りはレッドというのが目立つ違いですが、それだけじゃありません。
エアコンを動かしてみましょうか……あっ、エアコン操作パネルが違う。レヴォーグは独自デザインのプッシュボタン式に対して、WRXはXVなんかと同じ形状の3連ダイヤル式。
レヴォーグの開発スタッフは「より上質な雰囲気を求めて」と言ってましたが、ここで驚くべきは作り分けしているというよりもレヴォーグ用にわざわざ専用パネルを起こしたということでしょうか。