こんなところにあった、WRXとレヴォーグの違い(インテリア編)

室内に入ってすぐに気付くのは、ピラーやルーフトリムの色。レヴォーグの「2.0GT-S EyeSight」は白系なのに対し、WRX「S4」はブラックで精悍な雰囲気を演出しています。WRXがスポーティな黒なのは、わかりやすい差別化で期待通りというか想定内といっていいでしょう。

LEVORG WRX_S4

インパネの加飾パネルが、シルバーカーボン調でブルーステッチ&メーターの飾りが入っているレヴォーグの「2.0GT-S EyeSight」に対して、WRX「S4」はカーボン調でステッチ&メーターの飾りはレッドというのが目立つ違いですが、それだけじゃありません。

エアコンを動かしてみましょうか……あっ、エアコン操作パネルが違う。レヴォーグは独自デザインのプッシュボタン式に対して、WRXはXVなんかと同じ形状の3連ダイヤル式。

LEVORG_AC WRX_S4_AC

レヴォーグの開発スタッフは「より上質な雰囲気を求めて」と言ってましたが、ここで驚くべきは作り分けしているというよりもレヴォーグ用にわざわざ専用パネルを起こしたということでしょうか。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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