さらに…意外に異なるのは後席まわり。
たとえばレヴォーグでセンターコンソール後方にある後席用USBアウトレットは……おや、WRXにはありません。夜になったから手元を明るくしよう……と思っても、レヴォーグに採用の後席読書灯は残念ながらWRXには備わっていませんね。
じゃあ飲み物でもとセンターアームレストのドリンクホルダーを見れば……両車とも用意しているのですが、なんか様子が違う。形状は同じですが、レヴォーグのような加飾パネルはWRXにはなく質素です。ここまで差別化してるのか……。
こうやって両車を比べて気付くのは、レヴォーグの上質感へのこだわり。WRXと似ているように見えても、細かい部分までしっかりとクオリティを高めているんです。対してWRXはよりスポーティで、そのかわり後席はちょっと装備を簡略化している感じですね。
どっちがいいのか? それは好みの問題ですよ。ただ、内装の仕立ての好みの前にステーションワゴンかそれともセダンか?というパッケージングの違いが前提となるわけですが。
(工藤貴宏)
■関連記事
スバルWRXに見えた、レヴォーグとの不思議な関係
https://clicccar.com/2014/08/25/265360/