こんなところにあった、WRXとレヴォーグの違い(インテリア編)

さらに…意外に異なるのは後席まわり。

たとえばレヴォーグでセンターコンソール後方にある後席用USBアウトレットは……おや、WRXにはありません。夜になったから手元を明るくしよう……と思っても、レヴォーグに採用の後席読書灯は残念ながらWRXには備わっていませんね。

じゃあ飲み物でもとセンターアームレストのドリンクホルダーを見れば……両車とも用意しているのですが、なんか様子が違う。形状は同じですが、レヴォーグのような加飾パネルはWRXにはなく質素です。ここまで差別化してるのか……。

こうやって両車を比べて気付くのは、レヴォーグの上質感へのこだわり。WRXと似ているように見えても、細かい部分までしっかりとクオリティを高めているんです。対してWRXはよりスポーティで、そのかわり後席はちょっと装備を簡略化している感じですね。

どっちがいいのか? それは好みの問題ですよ。ただ、内装の仕立ての好みの前にステーションワゴンかそれともセダンか?というパッケージングの違いが前提となるわけですが。

IMG_8640

(工藤貴宏)

■関連記事
スバルWRXに見えた、レヴォーグとの不思議な関係
https://clicccar.com/2014/08/25/265360/

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる