まめ蔵 
夏のまっただ中に雪上運転体験！
そんなことができるのはもちろん南半球です。「BMW Alpine xDrive in New Zealand」。これはBMWニュージーランドが冬季（日本では夏季）に実施している体験イベントですが、近年はBMWジャパンでも1組2名様を招待するキャンペーンを行い、今年も当選者2名の方が参加してきました。
これはBMWが誇る4輪駆動システムxDrive搭載車に乗って、標高1500mのテストコースを使い、プロのインストラクターの指導のもとに腕を磨きつつxDriveの性能を体感してもらおうというものです。
会場は、NZでも有数のリゾート地クイーンズタウン郊外にあるスキー場に併設された施設「Southern Hemisphere Proving Ground」（SHPG）。日本語に訳すと「南半球試験場」。北半球が夏のあいだにも本格的なも雪上走行のテストができる世界で唯一の施設だそうです。
そしてこのツアー全体がまた魅力的。参加者は前日と当日の2泊することになるのですが、宿泊地は広い敷地に素敵なコテージが点在する高級リゾート施設「ミルブルック・リゾート」。施設内には小川が流れ、ゴルフコースもあります。
参加者は前日の夕方にウェルカム・カクテル・パーティに参加します。ここで主催者から簡単な説明があり、参加者同士も顔を合わせます。参加者は1日あたり20名のみです。
そして当日。ちょっと早く起きた参加者たちは、宿泊地から数分の場所までバスで移動し……そこからヘリコプターに乗り込んで、SHPGまで一気に飛ぶのです！ わぉ！
着陸した先は一面の銀世界。BMWとxDriveの特性に関して簡単な講義を受けたあとは、実技の開始です。雪上でコーナリングの練習。スラロームの練習。滑る路面で絶対的なスピードは出ないので、危険はありません。安全なスピードでクルマのコントロールを練習できるのです。
スキー場のロッジで昼食をとったら、午後もまた氷上でのコーナリング練習や、より高いスピードでのドリフトコントロール（カリキュラムは天候や路面コンディション等によって変わるようです）。少々クルマを雪壁にぶつけても、怒られることはありません。それなりに体力は使うようですが、みなさん非常に楽しんでいるのが印象的でした。
帰りはクルマで下山し、有名なパブに寄って休憩してから宿泊地に戻ります。ひと休みしたら夜は参加者全員でディナー。ニュージーランドの食材を生かした素敵な食事も魅力です。
今回の当選者は現在325iのオーナーで、近年は東京近郊も雪が多いし、スキーに年数回行くこともあって、次のモデルとしてXシリーズにも興味があるという橋本嘉久さんとゆかりさんのご夫妻。
「会場もすごい山の上で、天候もすごい状態で（※当日は吹雪だった）、ほんとに極限状態でしたね(笑）。スケートリンクの上で運転させてもらったので、やっぱりＸといえども、けっこういろいろ操作しないとうまくクルマが進まないんだな、ということもわかりました。自分の運転の幅はだいぶ広げられたかな、という気はいたします。
初めて乗ったxDriveは、坂道を上ったりとか、発進するときは、いまのFRとはまったく違って安定してスタートできますし、あとハンドルが軽いのが印象的でした。操作性のためなのかどうかわかりませんけど、カウンターを当てるような時とか、すぐにカウンターを当てられて、わりと、必ずしも力いっぱい操作しなくてもいいかな、という感じがしました。
ニュージーランドは思ったより遠かった印象ですが、非常にエキサイティングな運転の体験もできましたし、非常に楽しめましたね」（嘉久さん）
「普段は、ああいうなかで運転するつもりでは運転していないので、今回はもうアトラクションみたいな気分で、遊ばせていただきました、という感じでしたね。お世辞なのかもしれませんけど、何回かやっていたら『最初よりも上手くなったよ』と言われて『え、そう？』みたいな。でももし万が一滑ったら、ああやって復帰するんだなっていうのを経験できると、いざっていう時に知らないのと知っているのとでは全然違うんじゃないかな、って思います。ヘリコプターにも乗せていただき、山の上でクルマも運転させていただいたので、たくさんいろいろ貴重な経験をさせていただいて、ありがとうございました」（ゆかりさん）
雪上運転の体験はもちろんですが、宿泊からパーティ、ヘリコプター搭乗などなど「非日常感」たっぷりの魅力的なイベントでした。
◆BMW xDriveについての詳しい情報はBMWジャパンの公式サイトで！
http://www.bmw.co.jp/xDrive
（まめ蔵）
