オレンジでは、これらのEVをフランス国内にある同社の事務所や施設で、主にカーシェアリング用として活用します。
現在、オレンジでは約2000台の共用車両を所有しているそうですが、そのうちの約100台(ハイブリッド車、電気自動車、ディーゼル車など)をカーシェアリング用として利用。
オレンジの従業員は、カーシェアリングのクルマをインターネットやスマホ専用アプリケーションから予約ができ、業務用としても個人用としても使えるそうです。
ルノー・日産アライアンスは、ルノーのサブコンパクト車「ZOE」、小型バン「カングーZ.E.」、今年6月に発売した日産の電気商用車「e-NV200」、そして10万台をクリアし、世界で最も売れている電気自動車「日産リーフ」を提供。
オレンジではすでに、2012年からルノーより購入している2人乗りタンデム車「トゥイジー」を約30台保有しているとのこと。
なお、「トゥイジー」はルノーの開発によるシティコミュータで、横浜市内を走り回っている日産「チョイモビ」はルノーが作った「トゥイジー」を日本向けにした仕様です。
オレンジのファシリティ&モビリティ担当マネージメントダイレクターであるエレンビヨン氏は、「電気自動車はビジネス用としてもプライベート用としても、もっと利用が促進されるべきで、今回のパートナーシップ締結は、私たちが目標とする、2020年までにCO2排出量20%削減の達成に大きく貢献します。カーシェアリング車両の約3分の1となる1000台以上のEVを保有したいと思っています」と語っています。
■日産がリーフ通勤の企業へ環境づくりをサポート
https://clicccar.com/2014/08/15/264715/
■日産の電気自動車「リーフ」が累計販売10万台を達成
https://clicccar.com/2014/01/25/245016/
(塚田勝弘)