2014年8月登録車セールスランキングでアクアがトップながらナント前年比30%減

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トップ3が5桁なものの、4位以下は4桁の販売台数に終わった今月のセールスランキングです。今月もトップはトヨタ・アクアでしたが、前年同月比では68.8%と大きく落ち込んでいます。さらに、プリウスは前年同月比で63.7%となり、ハイブリッドカーの落ち込みが目立ちます。

なお、2位は前月3位からアップしたホンダ・フィット。フィットについては、1.3リッターガソリン車の主力グレードが燃費改善によりエコカー免税対象となったことで、非ハイブリッド車のセールスが好調で、それがランクアップにつながったといえそうです。

●2014年8月新車乗用車販売台数ランキング(自販連調べ)
1位   トヨタ アクア 14,543台
2位  ホンダ フィット 13,369台
3位 トヨタ プリウス 10,675台
4位  トヨタ ヴォクシー 8,531台
5位 ホンダ ヴェゼル 7,985台 
6位  トヨタ カローラ 6,651台
7位  日産 ノート 6,622台
8位 スバル レヴォーグ 5,391台
9位 トヨタ ヴィッツ 4,811台
10位  トヨタハリアー 4,673台

全体に台数が落ち込んでいる中で、デビュー時のバックオーダーを抱えているスバル・レヴォーグは高価格帯のモデルながらトップ10に食い込んできたのが目立ちます。

10位にはトヨタ・ハリアーがランクイン。これにより、トップ10内のミニバンは4位のヴォクシーだけとなっているのも時代の変化を感じさせます。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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