トヨタ「プロボックス」と「サクシード」はなぜプロに認められるのか!?

多様な業種 約80社で使われ方を調査した結果、開発陣が最も注目したのはユーザーがクルマの中で過ごす時間が多く、「使って楽」であることの重要性。

例えば業務用カバンがブレーキング時にシートから滑り落ちやすく、さらに書類が取り出し難いことや、ドリンクホルダーに定番の1Lサイズの紙パックが置けないこと、さらにはコインホルダーが外から丸見えで、盗難の危険性が有るといった声が多かったとか。

TOYOTA_PROBOX

こうした生の声に応えるべくアイデア出しを行い、インテリアを中心に様々な改良を加える事に。 

特に業務カバンは運転席と助手席の間にスペースを設けてシートからの落下を防止、またカバンから書類をすぐに取り出しやすいように配慮されています。 

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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