Fタイプ・クーペはジャガーでは約50年ぶりとなる2シーター・ピュアスポーツ。コンバーチブルの後に登場したクーペを待っていた方もいるでしょう。3.0L V6の「F-TYPE」の後に乗った「F-TYPE R Coupe」ですが、当然ながら都心ではアクセルペダルを半分も踏む機会はほとんどありませんでした。
それでも首都高速で前が少し空いた際に少し踏み込むと、5.0L V8スーパーチャージャーを鼻先に積む「F-TYPE R Coupe」は、550ps/680Nmのスペックに違わない強烈というよりも、暴力的な加速でまわりの景色が吹っ飛んでいきます。