スウェーディッシュカーの象徴といえるほど人気を博したというボルボ 240シリーズ。1974年から1993年までの19年にわたる総生産台数は286万2573台(240シリーズ:268万5171台、260シリーズ:17万7402台)とアナウンスされています。
2ドアクーペ、4ドアセダン、そして5ドアのエステート(ステーションワゴン)と様々なボディバリエーションをラインナップしたボルボ 240シリーズは、また安全性能や環境性能でも世界をリードした一台でした。
1976年には、量産車として初めて三元触媒とラムダセンサーによる排ガス浄化システムを装備しています。いまや当たり前の排ガス浄化システムの基本となるもので、これはアメリカ・カルフォルニアの厳しい排ガス規制に対応したものでした。