トヨタの次なる一手は「ダウンサイジング・ターボ+HV」か?

一方、新聞報道などによると、BMWとの共同開発で2016年の登場が予想される「スープラ」の後継モデルにも2.0Lターボエンジンが搭載されると共に、このダウンサイジング・ターボエンジンをベースにしたHVシステムも開発中と言います。 

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現実となれば冒頭で触れた豊田章男社長の「ダウンサイジングHV」への思いが結実することに。

元々「ターボ」付きエンジンは日本のお家芸だっただけに、エコカーへの応用で欧州勢に先行を許したのは残念な面も有りますが、これを機に「走り」でも欧州勢に対抗出来るHVを開発して欲しいところ。 

ターボ追加分のコストがエンジンのダウンサイジングで吸収出来れば、軽量で「加速性能」にも優れたHVが実現出来る筈。 

トヨタの「ダウンサイジング・ターボHV」開発に期待が高まります。 

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Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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