スバルの富士重工が総工費100億の新社屋を竣工、本社移転

48年間新宿にあった富士重工業の本社が恵比寿へと移りました。

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1954年に創立した富士重工業は、これまでのスバルビルがあった新宿区角筈2丁目73番地に「東富士ビル(とうふじびる)」に本社を置きました。

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その土地は元々中島飛行機が購入したものだったと言います。1955年4月1日、富士工業、富士自動車工業、大宮富士工業、宇都宮車両、東京富士産業の5社を吸収合併して、富士重工業として本格スタートします。この時点で本社は丸の内に移転します。ちなみに、スバルの六連星は、この5社と富士重工をあわせた6社を象徴するものだそうです。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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