40周年のオートバックスがプライベートブランド「AQ.」を展開するワケは?

カー用品販売店の雄、オートバックスグループは、早くも1977年からプライベートブランドの販売を開始。

autobacs.aq_03タイヤやホイール、エンジンオイルやバッテリーをはじめとして、車・内外のアクセサリーなど約1000アイテムにおよび、商品の売上構成比では約13%を占めるにまでなっているそうです。

小野田さん1そして、従来から展開しているプライベートブランドを「AQ.」(オートバックス クオリティ.)として統一。今年7月より順次刷新し、展開をスタートさせています。

商品群ごとにブランド名称を分けて展開してきたオートバックスが、プライベートブランドを「AQ.」に統一するのは、「あんしん、いちばん。」をコンセプトとして、安心して使える品質、機能や性能の商品をユーザーが納得できる価格で提供し、さらに購入後も安心してご使用できる保証やサポート体制を提供するため、としています。

同じような商品でも驚くほど多様に揃うのがカー用品の特徴ですが、オートバックスとしては「迷ったらコレ」という、基準となる商品として「AQ.」を設定。

Print「AQ.」の商品ラインナップは、定期的な交換が欠かせないタイヤやエンジンオイル、バッテリー、ワイパーといった消耗品を中心とした商品群のほか、使用頻度の高い洗車用品や小物類など、幅広いユーザーが接する商品をカバーするそう。

今年11月に40周年を迎えるというオートバックス。国内の自動車市場は縮小が続いていきますが、あれこれ知恵を絞ってカー用品業界を盛り上げてくれるはずです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる