アウディといえば、ディーゼルエンジンを搭載したレーシングカーでル・マン24時間レースを2010~2014年にわたって5連覇するなど、同社のディーゼルエンジン「TDI」はブランドとなっています。
そのアウディのTDIは1989年の2.5 TDIの市販から数えて、2014年で25周年を迎えています。
1997年に世界初のV6 TDIを生み出すなど、ディーゼルエンジンにマルチシリンダーのトレンドを生み出したといるアウディの最新V6ディーゼルを搭載した「A7スポーツバック・コンペティション」が発表されました。
アウディA7スポーツバック 3.0 TDI コンペティションの総排気量2967cc ツインターボ・ディーゼルエンジンは、カムシャフトや過給圧の変更により標準モデルに対して5kW増しとなる240kW(326馬力)という、それだけでも十分にパワフルな最高出力を実現。
さらに、スクランブル機構により瞬間的に255kW(346馬力)までパワーアップすることが可能というから驚きです。最大トルクは650Nm/1400-2800rpm、もちろん最新の排ガス規制であるEURO6に適応。0-100km/hは5.1秒と発表されています。
なお、アウディA7スポーツバック・コンペティションのオーダー開始は2014年8月上旬で、納車は秋ごろを予定しています。本国での価格は72,000ユーロ(約 990万円)とアナウンスされています。
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(山本晋也)