新型デミオの価格や燃費はフィット並みでもライバルはアウディA1か!?

アウディをライバルと連想させる質感は、インテリアにも与えられています。まるでアクセラ用のインパネが、そのまま入っているんじゃないか、と勘違いするほどです。薄いペラペラのプラスチックがゆるゆると留まっている日本のスモールカーとは、全然違う室内なんです。
エアコンやナビのコントローラー、ステアリングホイールやコンビネーションスイッチなど、実際にアクセラと共通のユニットも採用されています。それが違和感なく収まるためには、アクセラと同等の質感が必要だったわけです。
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ドライブフィールも日本のスモールカーとは一線を画したレベルで、しっとりとした感触です。安定感、安心感を感じながら、スムーズなドライビングを誰もが楽しむことができる。走行テストが普通の道ではないので、明確なことはいえませんが、アクセラやアテンザの走りを凝縮していることは、間違いのないところです。

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用意された新型デミオは、1.3リッターのガソリンエンジンと、1.5リッターのディーゼルエンジンの2種類。海外には1.5リッターのガソリンエンジンもあるようですが、日本国内向けは、この2つだけ。それぞれに6速MTと6速ATが設定され、6速ATには4WDも用意されているので、パワートレインは6種類ということになります。
1.3リッターのガソリンエンジンは、旧型デミオに搭載されていたスカイアクティブGを大幅に改良したものです。当初は14という高圧縮が話題になりましたが、今回は12へと最近では一般的な圧縮比に設定されています。その分だけレッドゾーンが引き上げられ、62kWから68kWへとパワーアップしています。高回転まで伸びやかに、軽快に回るフィーリングです。
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組み合わされる6速ATには、SPORTモードのスイッチが設けられていて、低めのギヤへとシフトダウンし、タイムラグなく素早く加速することを可能にしています。