米販売が好調なトヨタが2016年、北米本社移転の背景は?

今夏にも一部の部署が異動を開始するようで、2016年後半から2017年にかけてカリフォルニア、ニューヨーク、ケンタッキーの各州に分散していた拠点(TEMA、TMS、TMA、TMCC)をダラス北部の「プレイノ」に集約する計画と言います。 

これに伴い、約4,000名の従業員がテキサス州デンバーへ異動することに。 

TOYOTA

同社によれば「拠点の一元化により機能間に於ける連携・効率化を推し進め、『もっといいクルマ』を顧客に届ける体制を整えるのが目的」としています。 

一方、米WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)はトヨタが今回、大規模な拠点移動を決断した背景にはカリフォルニア州の政治環境も影響しているとしています。 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる