トヨタ自動車が6月25日、HVに続く同社の先端技術を結集した究極のエコカーこと、「FCV(燃料電池車)」の市販モデルを公開。
同社は「FCV」を年内に700万円(税別)程度でトヨタ店、トヨペット店で発売する予定で、来年夏を目処に米国や欧州でも売り出す方針。
政府も平行して2020年に年間4万台、2030年に40万台(累計200万台)の普及を目指しており、2025年頃にはHV並みの価格としたい考えと言います。
そうしたおり、7月15日に茂木経済産業大臣が愛知県豊田市のトヨタ本社テクニカルセンターを視察訪問しました。
茂木大臣は豊田章男社長らによる車両概要説明の後、テストコースでFCVを試乗。
政府はFCVへの補助金の支給を検討しており、前日には東京都の舛添知事が2014年度中に市販が始まるFCVについて、購入補助金の創設を検討する考えを明らかにするなど、いよいよ2020年の東京オリンピックでの世界アピールに向けて、官民一体となった動きが顕著になって来ました。
補助金が支給されればFCVの実勢価格は600万円前後となる見込みで、ほぼかねてからの予想価格に落ち着く見込みとされています。
〔関連記事〕
トヨタ「FCV」はコンセプトモデルのまま市販する?
https://clicccar.com/2014/07/01/260197/
トヨタ市販燃料電池車の外観、販売チャンネルを公表!
https://clicccar.com/2014/06/26/260082/
政府目標「2025年までに燃料電池車を200万円台に」
https://clicccar.com/2014/06/24/259340/
トヨタ 今夏からFCV(燃料電池車)量産体勢へ!
https://clicccar.com/2014/02/01/245490/
東京都がオリンピック会期中に燃料電池車を積極アピールへ!
https://clicccar.com/2014/05/05/254916/
【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/07/15/262160/