三菱自がクライスラー・メキシコにコンパクトセダン提供へ

 三菱自動車とクライスラー・メキシコ社との間で、結ばれた今回の契約は、今年11月からコンパクトセダンを三菱が供給するもの。2013年のメキシコ市場で23%つまり、1/4近くを占めるBセグメント市場(2013年度で25万台以上)に投入されることになります。

MITSUBISHI_Attrage_02 OEM供給されるのは、2013年7月のタイを皮切りに、マレーシアやフィリピンなどの新興国で販売されている「アトラージュ」で、ミラージュの4ドアセダン仕様といえるモデルです。

三菱自動車の取締役会長兼CEOの益子 修氏は「今回の契約で弊社のグローバルコンパクトセダンがアジア・アセアン市場と同様に受け入れられ、販売台数を伸ばしてくれることを期待しています」とコメント。

MITSUBISHI_Attrage_01クライスラー・メキシコ社のCEOブルーノ・カットーリ氏は、「2003年からメキシコ市場で三菱車の取り扱いを開始してきましたが、ユーザーニーズをより満たすコンパクトセダンをラインナップに加えることができます」と大きな期待を掛けているようです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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