三菱自動車とクライスラー・メキシコ社との間で、結ばれた今回の契約は、今年11月からコンパクトセダンを三菱が供給するもの。2013年のメキシコ市場で23%つまり、1/4近くを占めるBセグメント市場(2013年度で25万台以上)に投入されることになります。
OEM供給されるのは、2013年7月のタイを皮切りに、マレーシアやフィリピンなどの新興国で販売されている「アトラージュ」で、ミラージュの4ドアセダン仕様といえるモデルです。
三菱自動車の取締役会長兼CEOの益子 修氏は「今回の契約で弊社のグローバルコンパクトセダンがアジア・アセアン市場と同様に受け入れられ、販売台数を伸ばしてくれることを期待しています」とコメント。
クライスラー・メキシコ社のCEOブルーノ・カットーリ氏は、「2003年からメキシコ市場で三菱車の取り扱いを開始してきましたが、ユーザーニーズをより満たすコンパクトセダンをラインナップに加えることができます」と大きな期待を掛けているようです。
(塚田勝弘)