パイクスピークは、1916年に始まり、アメリカ・インディ500(インディアナポリス500マイルレース)に次ぐ長い歴史を持つレース。標高2862mのスタート地点から標高4301mのパイクスピーク。1台ずつタイムアタックを行い、ゴール地点にいかに速く登っていけるかを競うまさにヒルクライムのレースである。コースは全長約20㎞のコースには156のコーナーがあり、平均勾配は7%を超える。
コースはもともと全行程ダートであったが、徐々に舗装部分が増え、2012年にはコースすべてが舗装されて、スリックタイヤの使用が可能になったり、競技車はオンロード寄りのマシンへと変わっていき、タイムも短縮されてきている。