ハイブリッドや電気自動車に続く、あらたな次世代車の登場です。
トヨタは、セダンタイプの燃料電池車(FCV)を 日本で2014年度内に販売開始することを発表、市販モデルの外観を公開しました。
水素と酸素により発電、電気でモーターを回してタイヤを駆動する燃料電池車は、水しか排出しないという走行時の環境負荷の低さ、また数分で充填できる水素燃料による航続性能の高さなどから次世代車として期待されていましたが、全体的な低コスト化の難しさが市販へのハードルを上げていました。
今回、燃料電池ユニットや高圧水素タンクといったコストアップにつながっていたパーツの低コスト化を可能にしたことで、燃料電池車の市販が可能になったということです。
販売チャネルはトヨタ店、トヨペット店。
その本体価格は700万円程度と発表されました。
はたして、ハイブリッドカーにより自動車の電動化を普及させたトヨタが、次の一手として出してきた燃料電池車は、次世代車のメインストリームになるのでしょうか。トヨタの提案とチャレンジに注目です。
■関連記事
トヨタが2014年度内にFCV(燃料電池車)を700万円程度で発売へ
https://clicccar.com/2014/06/26/260091/
政府目標「2025年までに燃料電池車を200万円台に」
https://clicccar.com/2014/06/24/259340/
トヨタ 今夏からFCV(燃料電池車)量産体勢へ! 2015年発売へ
https://clicccar.com/2014/02/01/245490/