消費税増税の反動は、超高級輸入車をのぞいて輸入車市場にも直撃し、ここに来て実質値下げといえる仕様や特別仕様車が各メーカーからリリースされています。BMW5シリーズのセダンに、ドライブを快適にする先進装備を充実化させた210台の限定車「INNOVATOR(イノベーター)」が設定されました。こちらは、下記の快適装備を満載しながらベース車よりも82万円高に抑え、価格メリットは約50万円になるそうです。
5シリーズは車載の通信モジュールにより、「BMW SOS」、「BMWテレサービス」などが使える「BMWコネクテッド・ドライブ・スタンダード」がすでに標準装備されています。
これに加えて、同限定車には年中無休で24時間コンシェルジュが対応してくれる音声操作機能やスマホを使って愛車の位置が分かるなど、クルマとネットがつながることで快適なドライブをサポートしてくれる「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」を装備。
さらに、ECO PRO、COMFORT、SPORTの3つのモードに合わせてメーターのディスプレイを切り替わる「マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル」、フロントマスクを精悍な印象にしつつ、夜間や悪天候でも優れた視認性を向上させる「アダプティブLEDヘッドライト」を用意。
ほかにも、アルピン・ホワイト3もしくは、ブラック・サファイアのボディカラー、18インチアルミホイールなどを装備。
インテリアでは、シナモン・ブラウンのダコタ・レザー・シートにファインライン・アンソラジット・ウッド・インテリア・トリムを特別装備し、クオリティアップを図っています。
右ハンドル仕様のみで、「523i INNOVATO」は715万円、「523d INNOVATOR」は738万円。2モデル合計で210台限定になります。
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(塚田勝弘)