プジョーにホットハッチが復活! 車名は“GTi”か?

プジョー207とミニの1.6LエンジンがBMW&PSAの共同開発で、基本的には同じものだということは、クルマ好きには知られているところでしょう。

 

とはいえ、メーカーごとに最終仕上げが異なるのでスペック的には同じというわけではありません。

 

とくにハイスペックな仕様ではBMWミニとPSAとの差は明らか。

BMWミニのハイパワーバージョンはジョンクーパーワークスで、その最高出力は211ps/6000rpm

 

一方、プジョーのハイパワーモデルはRCZで、最高出力が200PS/5800rpm

 

そんなわけで、プジョーはわずかにスペックで負けているわけですが、どうもジョンクーパーワークスと同等となる、ハイパワーバージョンを開発中とのこと。そして、そのエンジンを載せて、もう一度”GTi”グレードを復活させる計画があるとの情報が海外メディアで報じられています。

 

ベースモデルについては諸説あるようですが、一部ではRCZシリーズの2ボックスで、車名を”GTi”にするという話もあり。

 

それはヤリすぎでしょうと思いつつ、1990年代の名車にあげられるプジョー205GTiの流れを汲んだ、プジョーGTiなんていうニューモデルが登場するとなれば、期待が高まります。

 

(山本晋也)

 

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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