スバル「レヴォーグ」がいよいよ6月20日に正式発売となります。
思い起こせば昨年11月の東京モーターショーで富士重工業は「レヴォーグ」が国内市場を重視して開発したクルマであることを強調していました。
一方、ほぼ同時期に開催されたLAオートショー2013では次期「WRX」が公開に。
見てのとおり、フロントバンパーやラジエータグリル、フェンダーパネルについては差別化が図られているものの、ボンネットフードやエンジンルーム、ウインドシールドガラス、フロント・ドアなど、Bピラーより前部はレヴォーグと共通のようです。
エンジンについてもレヴォーグ2.0GTと同じFA20型BOXERエンジンを搭載しているようで、全長がレヴォーグ比で95mm短く、全幅が15mm広く、全高が15mm低くなっている以外は装備やグレード体系、車両価格も含めてほぼ共通となっている模様。
レヴォーグ2.0GT諸元(参考)
車両サイズ 全長4,690 全幅1,780 全高1,490mm W/B 2,650mm
エンジン FA20型(300ps/5,600rpm 40.8kgm/2,000~4,800rpm)
「WRX」は米国などで既に26,295ドル(約270万円)からの価格設定で販売されており、巷の情報によると日本でも現在「WRX」と「WRX STI」の発売に向けて着々と準備が進んでいるようです。
近年の共通化の流れから同社としては売れ筋「レヴォーグ」の立ち位置が曖昧にならないよう、日本では販売戦略上の配慮で性格が異なるスポーツセダン「WRX」の発売時期を遅らせているものと読むことができます。
ちなみに「WRX STI」はお約束の大型リヤウイングとゴールドのホイールが目印。
エンジンはEJ20型(308ps/6,400rpm 43.0kgm/4,400rpm)をベースにしているようで、スポーツ色がいっそう明確に押し出されています。
噂では「WRX」と「WRX STI」の発売は共に今年8月となるようで、興味津々のスバリストにとってはしばらく穏やかでは無い日々が続くことになりそうです。
■スバル レヴォーグ Webサイト
http://www.subaru.jp/levorg/levorg/
■スバル USA WRX Webサイト
https://www.subaru.com/vehicles/wrx/index.html
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【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/06/09/258598/