2ドアクーペ、カブリオレに続き、4ドアクーペの4シリーズ・グラン クーペが登場しました。2ドアクーペの全長4640×全幅1825×全高1375mmに対し、全長と全幅は同じながら全高は1395mmと20mm高くなり、ルーフラインは112mm延長されています。
そのルーフラインは、2ドアよりもピークの位置を12mm高くすることで、室内の頭上空間を拡大。ドアの追加による乗降性だけでなく、居住性も向上させているのもニュースです。
荷室スペースも2ドアよりも35L拡大されて480Lを確保。さらに、「40:20:40」の後席バックレストをすべて倒すと最大で1300Lまで拡大可能で、ファミリーユースでも使えそうな実用性を備えています。
それにしても、セダンの3シリーズに加えて、3シリーズにはGTのグランツーリスモもあるのに、4シリーズの4ドアクーペも用意されるとなると、モデル選びに迷いそう。それだけバリエーションに富むボディフォルムを選べるのは、BMWファンにとってはうれしいのと同時に贅沢な悩みになりそうです。
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(塚田勝弘)