このカーチェイス、ガソリンくせえ!
当サイトでも、最近のCGの映像がいかにリアルかなんていう記事をけっこう書いてます。でもね、CGじゃない本物のカーチェイスを見ると、やっぱりすごく生々しくて、スリリングなんですね。
CGを多用した映像っていうのも、別世界に連れていってくれる感じでアリだと思うんですが、実車のカーアクション映像には、なんか汗臭さとかガソリン臭さとか、現実世界に近い興奮をおぼえますね。現実世界のクルマが好きなひとだったらわかるでしょ、この感じ。実車ってそんなにアマくないですからね(笑)。なんかそういうザラザラした緊張感って、CGにはないんですよね。
そして、clicccarでは、この6月に公開されるイチ押しカーアクション映画「ニード・フォー・スピード」の迫力シーン動画の一部を独占入手しましたので、みなさんだけに公開しちゃいます!
ひとつめの動画は、物語の前半、主人公が賞金を稼ぐために出場するマウントキスコでの夜の非合法公道レース。出てくるクルマは旧車が多いです。このあたり、’60年代から’70年代のカーアクション映画「ブリット」、「フレンチ・コネクション」といった作品へのオマージュもあるのかな、という感じがします。
なんかクルマ好きの男が今よりもっとギラギラしていた時代を思い起こさせますね。旧車だし、夜の走行なので、絶対的なスピードはそこそこですが、アウトローな感じが素敵です。
そして2本めは、物語のクライマックス「デレオンのレース」。高額の賞金がかけられ、超高性能なスーパーカーが集結する公道レースです。ここで登場するのは、ケーニグセグ・アゲーラRやブガッティ・ヴェイロン、マクラーレンP1などなど。さすがに絶対的スピードも高くなるし、これらのスーパーカーが公道を疾走するシーンは壮観です。
高回転までブン回してるエンジン音もまたシビれる! そして主人公の前でパトカーが横転するシーン。そうそう、高速走行中に前で事故があるとこんな感じなんですよね。「うわーっ! こっち来んな! こっち来んな!」って感じ(笑)。
ともあれ、このバーチャル全盛期に、あえて実車でカースタントをやるアクションシーンこそ、この映画「ニード・フォー・スピード」の真骨頂。やっぱり現実(リアル)の世界のスリルや興奮の魅力に勝るものはないんだ、ということを思い出させてくれます!
「ニード・フォー・スピード」
© 2014 Dream Works ll. Distribution Co. All Rights Reserved.
6月7日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国ロードショー
◆映画「ニード・フォー・スピード」の情報はコチラのサイトで!
http://disney-studio.jp/movies/nfs/
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(まめ蔵)