「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」に出たあの戦車が登場!【第53回静岡ホビーショー】

今年も第53回静岡ホビーショーが、ツインメッセ静岡で5月15日(木)~18日(日)の日程で開催されました。

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今年は出展者が若干減少したのか、南館がやや縮小した印象で、アベノミクスはホビーにはまだ波及していない感じでしょうか。ただし、新規出展者もありますのでホビーは元気を失ってはいませんよ。

スケールモデル界の雄、タミヤさんの今プラモデルの新製品はミリタリー中心。

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2/4輪では完全な新規商品はバイク・195psのモンスターマシン、ドゥカディ1199パガニーレS

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のみですが、NISSANフェアレディZ240ZG従来モデル+「ストリートカスタム仕様」という、タミヤでは珍しい「市販状態ではない」モデルが発表されました。

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ワタナベの八本スポークや、リアスポイラーなどの外装に3連装キャブには金属製エアファンネルなど、当時のイケてる仕様が1/12のビックスケールで販売されます。

ミリタリーでは1/35「イギリス戦車マークIVメール(シングルモーターライズ)」が断然1オシ。イギリス軍が開発した史上初の量産型戦車で、戦車を指す「タンク」の由来でもありますが、なんといっても映画「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」の中でインディ教授ことハリスンフォードがアクションを 演じた戦車(劇中ではドイツ軍が使用)のモデルとなったといわれる1台です。

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また、ガールズアンドパンツァ―で活躍した、1/35「イギリス戦車 シャーマン VC ファイアフライ」や1/700WLシリーズ「アメリカ海軍航空母艦CV-3 サラトガ」

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「ドイツ1トンハーフトラックSd,kfz.10」などミリタリー全開です。 ですが、RCでは早くも今年のスーパーGT参戦車両「 ENEOS SUSTINA RC F(TB-04)」が1/10電動RCカーにデビューします。

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ニューマシン「LEXUS RC F」の スピンドルグリルや前後のフェンダーなど、かなりの迫力と再現度。また、吊り下げ式のリヤウイングはRCでもダウンフォースがかなり期待出来そうです。

ミニカーのプラモデルのスケールキットを両方リリースするエブロさん、今回プラモデルではツインシャシーの問題作ロータス88Tと日本でも人気の「キャトル」こと、ルノー4Lがリリースされます。

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ドア関係がすべて開閉するので、情景作品にはもってこいですね。 既存製品のモディファイ版「ロータス49B 1969」と「ティレル003 モナコGP仕様」もリリースされます。

プラモデルで2/4輪のリリースを続けるアオシマさん。今回も北館入口に実車を持ち込みました。

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昨年のランボから一転、「ワークス」仕様と呼ばれるシャコタンのローレルです。 こちらもキット化されます。また、ランボルギーニのキット化も継続中で、今回はアヴェンタドールLP700-4のロードスターがデビューします。

IMG_5223個人的にはKE70カローラセダンDX前期型がかなり格好良く見えました。

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更には輸入モデルのベルキットのラリーカーや、撮影禁止でしたがWTCCのシボレークルーズ、なんと「PAC3」こと「航空自衛隊パトリオットPAC3発射機」など魅力的なモデルが続々リリースされます。

ハセガワさんでは、MINIのバリエーションモデルが追加されました。

IMG_5177 しかし、どっちかと云うと今話題のピーチアビエーションで、これまた話題になった「篠田麻里子」サマラッピング特別デザイン機「MARIKO JET」が気になりました。

IMG_5156航空自衛隊の次期主力戦闘機候補の「1:72 F-35A ライトニングII」や「アルカディア 二番艦 (1978TVアニメ版)」など、ショー初会場展示となる製品が多数ありました。

キャラクターモデルの重鎮バンダイさんでは今回クルマ・バイクスケールキットの展示はなし。 完結版の公開が始まった「機動戦士ガンダムUC」からネオ・ジオング最新試作品や、

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劇場公開が待ち遠しい『宇宙戦艦ヤマト2199』プラモデルをはじめ、

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新キャラクターのプラモデル化発表も予定!  他にも『妖怪ウォッチ』のジバニャンなど人気キャラクターのキットも続々発売予定。小学生の親御さんはきっと大変なんでしょうね。

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全般的にはプラモデル系はミリタリー&キャラクタービジネスが前面に押し出されている感じで、クルマ・バイクはボリューム的にやや押され気味…といった印象です。クルマ一色のミニカー編に続きます。

(川崎BASE)