トヨタ・ラクティスに省燃費の新エンジン搭載

ヨーロピアン指向のハイト系コンパクトモデルとして独自のキャラクターで存在感を示すトヨタ・ラクティスが、エクステリやインテリアの意匠変更、新開発1.3リッター高熱効率エンジン搭載といった内容のマイナーチェンジを受けました。

1.5リッターと1.3リッターエンジンにCVTを組み合わせ、2WD・4WD(1.5リッターのみ)の駆動方式をラインナップするラクティスですが、新開発エンジンが採用されたのは1.3リッターグレードです。

すでにヴィッツに搭載されているアトキンソンサイクルの「1NR-FKE」型エンジンにアイドリングストップを加えた1.3リッター2WDグレードでは、21.8km/LのJC08モード燃費となっています。

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めっきフロントグリルやプロジェクター式ヘッドランプ、LEDクリアランスランプを採用したことでフロント回りの変更が目立つエクステリですが、リヤコンビネーションランプの形状も変更されています。

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センタークラスターをブラックメタリック塗装に、メーターフードやセンタークラスターのシボ加工のデザインを変更したのがインテリアのトピックス。1.5リッターエンジンを積むGグレードに新設定された、“PRIME STYLE”には、専用シート表皮やステアリング&シフトノブのシルバーステッチなどがを施されています。

ボディカラーは、新色のブロンズマイカメタリックを含む全9色。メーカー希望小売価格は、1,615,091円~1,905,709円。消費税非課税の車椅子仕様(タイプI)1,916,000円~2,041,000円のほかウェルキャブ仕様は1,874,000円~2,531,000円となっています。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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