市販カーナビで文句なく最先端を走る「サイバーナビ」。
2014年夏モデルは、増加している200mmワイドコンソールに対応するタイプも含めて、11モデルのニューモデルを発表、5月下旬から発売されます。
「サイバーナビ」の真髄は、カメラによる映像とナビの融合ですが、カメラを使った画像認識・解析技術による「ドライブサポート」がまず注目で、機能としては、
●前方車両を検知し、走行速度に応じた推奨車間距離を表示する「ターゲットスコープ/車間インジケーター表示」
●高速道路でのフラつき防止をサポートする「レーン移動検知表示」
●停車中に赤信号を検知し、青信号への変化をアイコンで知らせる「赤信号検知表示」
●停車中に前方車両の発進を検知すると、わかりやすい表示と効果音で迅速なスタートをアシストする「前方車両発進検知表示」
●走行風景を録画してクリアな映像で再生できる「ドライブメモリー機能(簡易ドライブレコーダー)」
が用意され、ドライブレコーダー機能の追加などが目を引きます。
また、交通状況や天候情報などをドライバー間で共有できる「スマートループアイ」や「AR表示(拡張現実)」ももちろん搭載。
ほかにも、ドラッグやフリックなどで操作できる「マルチウェイスクロール」や「フリーワード音声検索」などインターフェイスの面でも進化しています。
データ更新では、専用パソコンソフト「ナビスタジオ」を使用し、SDメモリーカード経由で地図更新が可能で、最大3年間追加料金なしで利用可能。
拡張性も抜かりなく、HDMI入力や最新のスマホ、SDXCメモリーカードなど多様なメディアに対応しています。
11機種ともに価格はオープンですが、最上級の1DIN+1DINユニットの「AVIC-VH0099H」が34万円前後の店頭予想価格で、200mmワイドコンソール2DINタイプの最上位機種「AVIC-ZH0099WH」が33万円前後、2DINの最上位機種「AVIC-ZH0099H」が32万円前後になっています。
(塚田勝弘)