富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦で、日本でも一般公開されたBMW M4クーペですが、ドイツ本国では、DTM(ドイツツーリングカー選手権)のセーフティカーとして導入されます。
デビューの場は8月17日のニュルブルクリンクで、Mツインパワー・ターボ・テクノロジーと高回転特性をもつ最高出力431psの「シルキー6」は、ツーリングカー選手権のセーフティかーにピッタリです。
市販車のBMW M4クーペをベースに、リヤシートを取りはずし、ロールケージやレカロシートを装着。
サイレンサー排気システム、フロントスプリッター、ブラックフロントグリル、ミラーキャップ、ロッカーパネル、リヤディフューザー、リヤスポイラーなどを装備し、完成まで約2か月かかったとのこと。
DTMを先導するM4クーペは、そのブランドイメージを引き上げる先導役として期待がかかっています。
(塚田勝弘)