世界22か国69人のモータージャーナリストによる審査と投票により、アウディA3が2014年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得しました。
最新のアウディA3は、日本でも買える5ドアのスポーツバックとセダンのほか、カブリオレをラインナップ。TFSIガソリンエンジンまたはTDIディーゼルエンジンを搭載しています。
さらにアウディA3スポーツバックには、アウディが生産する「e-gas」、通常の天然ガス、ガソリンの3種の燃料を使用できる「g-tron」モデルもあります。「e-gas」を使用した場合、A3スポーツバック「g-tron」の走行はCO2排出量がニュートラルになります。
さらに、今年末頃に欧州では、電力だけで最大50kmも走行可能なプラグインハイブリッド、アウディA3スポーツバックe-tronも登場。
アウディは、ドイツのユーザーに向けて、ハンブルグのエネルギー供給会社LichBlick SE社と協働で推進する「グリーン エレクトリシティ(アウディ エナジー)」を提唱していますが、同プロジェクトでは、ドイツ、オーストリア、スイスの水力発電所で作られた電力だけを使用し再生可能エネルギーを生み出しているのも特徴です。
「アウディ エナジー」を使用すれば、アウディA3 e-tronの電力走行は完全なるエミッションフリーを実現することになります。
今回の受賞について、アウディAG取締役会会長のルパート シュタートラーは「初代受賞車のアウディA6に続き、アウディA3が受賞できたことを心から誇りに思います。アウディA3は軽量化技術、ドライブトレーン、カーインフォテインメント、ドライバー アシストシステムなど、多くの最新技術を取り入れた自動車生産におけるアウディの積極的な姿勢を世に示す1台。今回の栄誉ある受賞は、喜ぶべき素晴らしい出来事です」とコメントしています。
(塚田勝弘)