これ、どうやって撮ってるんだろう??
最近は一般用の映像機材が安価になり、編集ソフトも手には入りやすくなって、アマチュアがいろいろとユニークな動画を作れるようになってきました。これもそのひとつ。映画「ワイルドスピード」(原題:Fast & Furious)のカーアクションシーンをRCカーで再現しようというものです。
ニッサンGT-R、1969年のカマロRS、カマロZL、そしてシルビア(S15)などのRCカーが使われています。走りのシーンはなかなか迫力があって、かなり実車っぽく見える場面もあります。シルビアは多少ドリフトしますが、やっぱり軽いだけあってキレがいいなぁ、RCカーは。
まぁ、セットはチープなので、いかにもアマチュアが趣味で撮った感じなのですが、僕が興味を持ったのは撮影のしかたです。RCカーと並走しながらカメラがパンしている。つまりカメラが移動しつつ首振りをしているんですね。並走だけなら、GoProをRCカーにつけたりして簡単にできるんですが、並の機材では並走しつつパンはできない。そんな技法を使っているから、走りのシーンはカッコいいんですが、どうやって撮っているのか気になりました。さて、ではその動画をごらんください。
と思ったら、やっぱりビハインド・ザ・シーンの動画もありましたね。さぁ、さきほどの「並走パン」どうやって撮っているんでしょうか?
人間が台車に乗って手持ちで撮ってました(笑)。昔からある古典的な技法です。つい最近の撮影技法ばかり考えて、このあたりまえの方法を忘れてました。
それにしてもがんばってますね。昔は動画を撮って編集して作品にするのって、ものすごくお金がかかったんですが、いまはけっこう安上がりにできます。動画作家を目指したい若者にはいい時代になりましたね。
(まめ蔵)