トヨタ「パッソ」画像ギャラリー―高効率エンジンで燃費27.6km/Lのリッターカー

トヨタのリッターカー「パッソ」がクラス最良の燃費性能となるマイナーチェンジを実施しました。グレード構成は、新しい1.0リッター3気筒エンジンを積むX系(2WD・4WD)、1.3リッター4気筒エンジンのG(2WD)を基本に、カジュアルラグジュアリーな「+Hana」というラインナップになっています。

注目の3気筒DOHCエンジンは、ハイブリッドカーの技術を応用したという進化を遂げています。その内容は、タンブル流を生成する新形状の吸気ポート、クールドEGR、高圧縮比化(11.5)、エキゾーストマニホールド内蔵シリンダーヘッド、フリクション低減など。それらの成果により最大熱効率37%という高効率エンジンとなっています。なお、スペックは総排気量996ccで最高出力は51kW/6000rpm、最大トルクは92Nm/4400rpmです。

ラウンドシェイプのアッパーグリルやフォグランプにより、まさに新しい個性をプラスした「+Hana」は、クリアピンクのインナーレンズを採用したリヤコンビランプ、2トーンカラーのオプション設定、インテリアに配されたピンクゴールドの加飾などキュートなイメージとしています。

X系のベーシックグレードはフロント・セパレートシートとしていますが、 Lパッケージ以上のグレード「+Hana」系ではベンチシートを採用しているのも、インテリアでの特徴です。また、「+Hana」は2トーンカラーのシートとなります。

メーカー希望小売価格は、X系が1,098,655円~1,472,745円、+Hanaが1,355,891円~1,605,273円となっています。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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