バックでジャンプしたギネス記録をタネあかし!【動画】

そんな仕掛けがあったとは!

先日、「自動車ジャンプ競技でギネス新記録を達成! その方法は?【動画】」という記事をアップしました。シボレー・ソニックがバックでジャンプするギネス世界記録を樹立したという動画を紹介したんですが、それに関して、どんな準備が行われたかを紹介する動画がアップされました。

Science_of_Jump_01

なんか、ちょっとの計算と経験と勘と度胸でやったのかと思いましたが、「数学と物理と、科学を活用した」と強調してますね。長さ6フィート、幅12フィートのジャンプ台をふたつつなげて、助走用のスロープを加えて、若干放物線状にデザインしたことで自然にジャンプできるようにした、とか。

 Science_of_Jump_03

驚いたのは、リヤに積まれたウエイトです。FF車は前が重いので、そのままジャンプするとフロントが下がってしまう。そこでリヤにウエイトを積んで、前後の重量バランスをほぼ50:50にし、自然な姿勢でジャンプできるようにしたんだそうです。あとは、着地の衝撃に耐えられるようなサスペンションを装着したといっていますが、そこは想像できますね。

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ジャンプ台のデザインはいろいろ計算されているだろうとは思っていましたが、ウエイトは想像していませんでした。失敗するわけにはいかないので、事前の準備は重要ですよね。

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自動車ジャンプ競技でギネス新記録を達成! その方法は?【動画】
https://clicccar.com/2011/06/21/35482/

(まめ蔵)

この記事の著者

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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