自動車メーカーのベアアップが新聞紙上を賑わせています。トヨタは満額回答にはなりませんでしたが、円安効果もあって平成26年3月期通期は各社好調のようです。
10日に3月期の通期業績見通しを発表した日産は、営業利益が前期比11.7%増の4900億円になっています。
日産はとくに北米が好調で、2月は前年比15.8%増、2月単月で11万5360台をクリアし、5か月連続で15.8%増を達成。
中でもミッドサイズセダンのアルティマセダンが絶好調で11.3%増の3万849台を記録し、ピックアップのフロンティアも111.7%プラスの5791台を登録しています。さらに、2014年モデルのローグ(エクストレイル)も前年同月比72.6%もの増加により1万7197台と2月の販売記録をクリア。
インフィニティは新しいQ50(スカイライン)が好調で、前年同月比6.4%増を達成し、Q50の2月の販売台数は3275台に達しています。
中国でも2月は17.8%増と12か月連続で前年比を上回っていますから、世界1位と2位の自動車市場での好調ぶりが際立ちます。
(塚田勝弘)