ジュネーブモーターショー開催中ですが、BMW X4がフォトデビューを果たしました。Xシリーズで偶数の車名とフォルムからも分かるように、X6の弟分で、クーペとSUVを融合させたクロスオーバーです。
X3をベースにしながらも大型のエアインテークをはじめ、ボリューム感のあるフロントオーバーハングとクーペルックの小さく見えるキャビンスペースが印象的。
インテリアもBMWらしいシンプルでスポーティな仕上がりですが、X3よりも20mm低い位置に座らせることで独得のシートポジションを得ているのもX6に似ています。後席は「40:20:40」の分割可倒式で3人掛けが可能です。
エンジンは3つのガソリンのほかに、ディーゼルを設定。X4 xDrive35iでは306ps/400Nmを発生し、0-100km/h加速は5.5秒となかなかの俊足ぶりを披露し、CO2排出量は193g/km。
さらに、アイドリングストップはもちろんコースティング(8速AT仕様)、回生ブレーキなどの機能により燃料消費量を抑えているのも特徴です。
ブレーキサポートや車線逸脱警告機能、アダプティブクルーズコントロールなどを搭載し、車載インフォテイメントでは、すでに日本でも導入されている「BMWコネクティッドドライブ」にも対応。
これにより、SNSや天気予報、ニュース閲覧などのほか、有料サービスでオペレーションサービスやスマホを使ったエアコン操作やキーロックなどが可能です。
(塚田勝弘)