山本晋也 
2014年3月4日からはじまるジュネーブ国際モーターショーにおいて、スバルは進化したコンセプトカー「 VIZIV 2 CONCEPT （ヴィジヴ 2 コンセプト）」のほか、欧州初公開となるWRX STI、そしてニュルブルクリンク耐久レース仕様のマシンを出展することを発表しました。
｢VIZIV 2 CONCEPT｣は、2013年のジュネーブ国際モーターショーで発表したボクサーハイブリッドを搭載する「VIZIV CONCEＰT」、その進化形として東京モーターショーで発表した「VIZIV EVOLUTION CONCEPＴ」に続く、次世代クロスオーバーのコンセプトカーです。
名前の「VIZIV」は「Vision for Innovation」を語源とする造語。「革新のための未来像」の意）を引き続き採用することで、スバルが今後も一貫して「安心と愉しさ」を大切な価値として追求する姿勢を表現しているということです。
2014年のデトロイトモーターショーにてワールドプレミアを飾った「WRX STI」は、新型WRXシリーズのトップグレードモデルとして、ハイパワーエンジンを搭載したモデル。「Pure Power in Your Control」をコンセプトにスバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを実現したモデルと位置づけられています。北米仕様はEJ25型2.5リッター水平対向ターボエンジンを搭載していましたが、欧州仕様はどうなるのかにも注目が集まります。
さらに、新型WRX STIをベースとしたレース仕様も展示されます。こちらは東京オートサロンでお披露目されたもので、 ニュルブルクリンク24時間耐久レース（2014年6月19日～22日開催）に出場するもの。なお、ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦は7年連続、3度目のクラス優勝を目指しています。
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（山本晋也）
