新型ポルシェ911、早くもタルガの予約受注をスタート【動画】

1月のデトロイトモーターショーで披露されたばかりの新型ポルシェ911タルガ。モーターショーで披露し、予約受注も間を置かず開始するという流れは珍しくなくなっていますが、早くも911タルガ4、911タルガ4Sの予約受注を2月1日から開始しました。

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スタイリングの見どころは、初代タルガ同様に存在感のあるワイドなBピラーで、Cピラーは省略されており、独得のリヤビューとなっています。

また、最近の911タルガは2分割構造のガラスルーフを採用していましたが、クラシカルな雰囲気のファブリック製トップに変更されています。

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フルオートマチックで開閉するルーフシステムは、ボタン操作ひとつで完了。前席頭上のルーフ部分が可動式で、リヤシート後方に格納されることでオープン時でも視界を妨げません。

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輸入車ではコルベット、日本車でもかつてはバブル期を中心にTバールーフのフェアレディZをはじめ、スープラやNSX、ヴィヴィオなんかのレアなモデルもありましたが、いまや911タルガは貴重なモデル。しかも911の中でもレア系で、先代は約10%程度だったとか。

それでも出し続けるのは熱心なファンがいるためで、新しいルーフトップの採用は賛否両論ありそうですが、ファンから注目されることは間違いないでしょう。

350psの3.4L搭載の「911タルガ4」は1500万円、3.8Lから400psを発生する「911タルガ4S」も1800万円ジャストで、右/左ハンドルの両方を設定。駆動方式は両車ともに4WDで、トランスミッションは7速PDKのみになります。

■ 新型ポルシェ911タルガ4、タルガ4Sをワールドプレミア
https://clicccar.com/2014/01/16/243909/

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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