最近のSUVは、オフロードよりもオンロード重視系が主流になっています。街乗り中心の人が多いことからFFを設定するSUVが多くなっているのもその現れ。そうなると気になるのは悪路走破性よりも燃費ではないでしょうか。
ブリヂストンが2月1日から発売する「DUELER(デューラー) H/L 850」は、省燃費性能と高い静粛性を重視したタイヤで、オンロードでの乗り味を重視しています。
トレッドは、SUVに発生しがちなセンター部の偏摩耗を抑制すべく、中央から外側にかけてブロックを大きくする形状が特徴。
タイヤのサイド部を最適化することでエネルギーロスを抑え、各ブロックが縦溝に寄り添う形で配置して接地面を均一化し、転がり抵抗とブレーキ性能を両立。転がり抵抗は従来品の「H/L 683」よりも24%低減しています。
また、長短が交互に並ぶショルダー溝を最適に配置することで、ノイズを抑制して高い静粛性を獲得しています。パタンノイズは従来品よりも15%低減。
発売時は、175/80R15 90Sから255/55R18 109V XLまでの全27サイズを展開しています。
(塚田勝弘)