スマートの電気自動車はシティコミューターとして理想の1台

東京モーターショーに展示されていたスマートの電気自動車ですが、これはsmartBRABUS社による専用のチューニングと内外装に特別装備を施した「smart fortwo BRABUS electric drive」です。電気自動車にもプレミアムな時代が訪れました。

smart fortwo BRABUS electric drive

ブラバス仕様ではありませんが、「smart fortwo electric drive」(スマートED)の一般試乗会が開催されました。

スマートEDの公道試乗会

会場は横浜駅近くの横浜ベイクォーター。横浜市といえば「日産ニューモビリティコンセプト」を使用したカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」という実証実験が行われている街です。道路ではちょくちょく見かける事ができました。

チョイモビ

このイベントは女子ジャーナリストにスマートの電気自動車の魅力を語ってもらい、その後同乗試乗により具体的に体感してもらおうというものでした。

スマートEDの魅力について徹底討論

電気自動車の特徴であるアクセルを踏むとすぐに130Nmもあるトルクが出て発進がスムーズであることや181kmの航続距離もあり近距離だけであれば週に1回の充電だけで事足りてしまうという話も出ました。また女性が気になる充電の仕方も簡単でコンセントも軽いと実演していました。

充電プラグは女性にも軽いです屋外コンセント

トークショーの後は実際に体験試乗。横浜市街を10分程度の試乗です。まずはスタート。電気自動車なので当たり前ですがエンジン音がしません。多くの試乗体験者はONの状態になっているのに更にONにしてしまうそうです。

スマートEDの公道試乗会

走り出してまず感じるのは静かであるということ。これも電気自動車の特徴です。アクセルを踏むと最初から最大トルクが出るので発進が楽、しかも1速固定式のトランスミッションのおかげでスムーズな走りが出来、街中の流れをリードする速さの持ち主でした。今回のスマートEDは第3世代であり、昨年実証実験中の第2世代のスマートEDにも試乗しましたがモーターが大きくなった事でより発進が楽になり、アクセルを離した時の回生ブレーキも自然な感じになっていました。

スマートEDの公道試乗会スマートEDの公道試乗会

スマートEDの室内には左にバッテリー残量計、右にパワーメーターを装備。パワーメーターは回生状態に入ると針が左に振れ充電状態であることが一目瞭然なのでこれも上手く使うことによって電費向上に役立ちます。

スマートEDのメーター

スマートEDは全長2.74m全幅1.56mとコンパクトで使い勝手が抜群。しかもガソリンスタンドに行く必要はなく自宅や会社で充電出来しかもランニングコストがガソリンよりも安いとシティコミューターとしては理想の形だと思いました。通常のスマートEDでは物足りない人にはブラバス仕様と選択肢も広がり積極的に電気自動車を選ぶ時代になってきたのではないでしょうか?

スマートEDのインストラクターは美女3名

(sin)

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