新型に移行したMINIほどではないですが、フィアット500は都内のあちこちでよく見かけるようになりました。それもそのはず、すでに国内登録が2万台を超えています。今回、そのお祝いとして設定された「FIAT 500 Super Pop(フィアット・チンクエチェント・スーパー・ポップ)」は、全国限定300台で、11月27日から販売がスタートしています。
ベースグレードは、500のエントリーグレードの「500 1.2 Pop」で、500の標準色であるボサノバホワイトのボディカラーに、「500 Super Pop」の専用バッジを備えたほか、インテリアには赤いシートカラーに映えるワインレッドのステアリングホイールカバーとシフトノブを装備するなど、クリスマスから新年のウィンターシーズンにふさわしい赤白の色調でコーディネイトされています。
限定車らしいお得な装備でありながら価格はベースモデルより20万円低い179万円で、コンパクト3ドアハッチバックの中でもなかなか魅力的な設定。
エンジンは1.2Lの直列4気筒DOHCで、69ps/102Nm、JC08モード燃費は19.4km/L。トランスミッションは、5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」になります。
(塚田勝弘)