2013年11月20日に、日米で開幕した東京モーターショーとロスアンゼルスオートショー。その両方で、フォルクスワーゲンがブースで日本初公開・北米初公開したのが「e-ゴルフ」です。
日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しただけでなく、世界中で高い評価を受ける7代目ゴルフをベースにした電気自動車というだけでも期待は高まりますが、2014年内の市販を前提に開発が進んでいるというのも注目です。
モーターの最高出力は115馬力で、許容回転数は12,000rpm。シングルギアで減速しているだけで多段変速機をもたないため、シームレスな電気自動車らしい加速が期待できるのも魅力。エコモードを選ぶと、最高出力を抑えるという制御を行ない、航続距離を伸ばすことも期待されています。なお、リチウムイオン電池の総電力量は24.2kWh。日本の電気自動車でいえば日産リーフとほぼ同等のバッテリー電力量となっています。
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(山本晋也)