「ガンダムデザイン」から生まれたマイクロEV【東京モーターショー2013】

東京モーターショーの西館で開催されているSMART MOBILITY CITY 2013で、ちょっと変わったブースを発見しました。

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 マジメ色の強い東京モーターショーの、その中でも最もマジメ色の強いSMART MOBILITY CITY 2013にはちょっとそぐわない感じの、むしろキャラホビやゲームショー的な色合いの強い萌え萌えなブース。

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 これはなんだ?と話を聞いて見ると、マサチューセッツ工科大学が開発した「Hiriko」というEVシティコミューターをベースに日本向けにオリジナルデザインを施したものという極めてマジメな内容の出展。

ちなみにHirikoについては下記の動画をご覧下さい。

ロボットの様な動きをしますよね。

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 基本的なシステムはHirikoのものを導入し、モーターやバッテリーなどは国産品を採用するとのこと。

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国土交通省のマイクロモビリティ構想に準拠するためにはHirikoのサイズでは横幅が大きすぎるので、マイクロモビリティ構想に準拠したボディのモックアップを今回展示しているとのことです。

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 そのデザインを施したのは、あの大河原邦男さん。ガンダムシリーズのメカデザインといえば皆さんご存知ですよね。その大河原さんが「単なるクルマではなく、ひとつのキャラクターともなる個性」をテーマにデザインしたのが日本版Hiriko。

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 この日本版Hirikoは新潟県とのジョイントベンチャーで、2014年から柏崎市を初めとして県内および国内で3年間の実証実験を行い市販化を目指すということなのですが、実際はデザイン以外のものは自走可能とのこと。そこでダニー・チュー率いるクールジャパンプロジェクト「culture japan」とのコラボレートで海外先行で展開していくとのこと。ちなみにメインキャラクターの「末永みらい」をデザインしているのは恋泉天音さん。

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 完成車両が柏崎を走る際は、ぜひとも試乗してみたいと思います。

(写真・文:北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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