三菱ブースに現れた次期RVR、そして謎のミニバン【東京モーターショー2013】

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三菱ブースにあったコンセプトカーは、「Concept GC-PHEV」改め次期パジェロ!?だけではありません。  

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ステージの上に載っていたこの赤いコンセプトカーの名前は、「Concept XR-PHEV」。
次期パジェロ(と思われるクルマ)同様こちらもプラグインハイブリッドが組み込まれているようです。

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ただ、興味深いのはそのエンジン。
なんと1.1Lの3気筒ターボなのだとか。
そして、駆動方式はFF。

すでに市販されているアウトランダーPHEVは2.0Lの自然吸気ですが、さらにダウンサイジングしていることに注目ですね。

そして注目点がもうひとつ。
公表されているボディサイズは全長4370mm、全幅1870mm、そして全高1570mmですが、そのうち全長に関してはいま売っているRVRに近いんですよね。

これって偶然?

もちろんそんなわけはありません。
このモデルは、次期RVRのイメージを先取りしたコンセプトカーと考えて間違いないでしょう。
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それから、三菱ブースの注目コンセプトカーがもう1台。「Concept AR」と名付けられた6シーター。

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こちらはPHEVではなく、小型のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドとのこと。
次期デリカD:5を示唆するコンセプトカーと思いきや、
ボディサイズは全長4350mm×全幅1780mm×全高1690mmとけっこうコンパクト。

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いまの三菱にはこんな小さなミニバンはないのですが、このクルマが意味するのは果たして??
えっ、まさかデリカD:2 の次期型??  
車両を見ると、リヤドアはスライド式ではないようですけどね。

(工藤貴宏) 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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