トヨタ新型ハリアー発表、2.5リッター・ハイブリッドの燃費は21.8km/L

2012年夏に生産終了したトヨタの上級SUV「ハリアー」が帰ってきます。既報の通り、3代目ハリアーは日本国内専用モデルとして復活、2013年12月2日に発売開始されることが発表されました。

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キーワードは「高級・進化・新規」の3点。ハリアーらしいスタイリング、高級SUVにふさわしい先進装備、国内専用モデルならではの扱いやすいボディサイズなどが特徴となります。

パワートレインは、2.0リッターガソリン4気筒エンジンと2.5リッター4気筒エンジンを軸としたハイブリッド4WD(E-Four)のふたつ。ガソリンエンジン車にはFFと4WDの駆動方式が用意されます。

最高出力111kWのバルブマチック付きエンジンとCVT、アイドリングストップを組み合わせたガソリン車の燃費性能は、FFで16.0km/L、4WDで14.8~15.2km/L。ハイブリッドは21.4~21.8km/Lの燃費性能となっています(いずれもJC08モード)。

パフォーマンスの面でもハイブリッドが上級に位置づけられるのは従来と変わりません。そのハイブリッドシステムは、エンジンの最高出力が112kW。フロント駆動モーターは105kW、リヤ駆動モーターは50kW。全体の最高出力は145kW(197PS)となります。

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装備面では上位グレードに、携帯電話などのワイヤレス充電規格Qi(チー)に対応した「おくだけ充電」をセンターコンソール内に設置しているのがユニークなところ。そのほか歩行者検知機能を持つパノラミックビューモニターやステアリング制御機能付きレーンディパチャーアラートなどの安全装備も充実しています。

ボディサイズは、全長 4720mm  全幅 1835mm  全高 1690mm。乗車定員は5名となっています。

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メーカー希望小売価格は、2.0リッターガソリンエンジンのFFが2,720,000円~3,600,000円。同じくガソリンエンジンの4WDは2,909,000円~3,789,000円。2.5リッターハイブリッドE-Four(電気式4WD)は3,610,000円~4470000円ということです。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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