トヨタ「アクア」がフィット超えの37km/Lに!? G’sも登場

2009年5月に発売された3代目プリウスは今年9月末までに国内で約130万台を販売。

また「アクア」はプリウスのマイナーチェンジとほぼ同時期の2011年12月に発売されて以降、快走を続けており、その後プリウスと販売台数で抜きつ抜かれつの首位争いを繰り返しているのはご存知のとおり。

TOYOTA_AQUA

「アクア」はデビュー後、今年9月末までに国内で累計約48万台を販売しており、同期間に於けるプリウスの累計販売台数が約52万台である事を考えると、「アクア」が如何にプリウスに迫っているかが判ります。

 TOYOTA_AQUA

アクアはこれまでプリウスの32.6km/Lを上回る「35.4km/L」の超低燃費をウリにコンパクトカー市場を席捲して来た訳ですが、今年9月6日にホンダ「フィットHV」が同排気量で「36.4km/L」(廉価グレード)の燃費を達成したことから、「燃費マシン」としての立場が脅かされている状況。 

しかしトヨタが黙って見過ごすはずも無く、新聞報道によるとアクアが年内ににマイナーチェンジを予定している模様。

HV制御の見直しで燃費が37km/L台となるようで、僅か3ヶ月後にアクアがフィットから燃費トップの座を奪還することになりそう。 

外観にはほぼ変更が無く、若干の価格アップと値引き減が伴うようで、ホンダ同様、廉価グレードを燃費スペシャルモデルに仕立てる可能性が高いとの予想。 

Web情報では東京モーターショーが開催中の11月25日発売の線が濃厚のようです。 

TOYOTA_Aqua_G's

一方、アクアに関連する情報としてはプリウス「G’s」に続くHVスポーツの第2弾として今年1月の東京オートサロンで話題になった、アクア「G’s」がマイチェンと同時に発表される模様。 

HVでも走りを楽しみたいユーザー向けのモデルで、「G’s」一連の外観やボディ剛性アップ、専用スポーツサスペンションなどにより、「G’s」ならではのリニアなハンドリングが実現されているそうなのでこちらも期待出来そうです。 

TOYOTA_Aqua_G's

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 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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