衝撃的なデビューからほぼ一年、マツダのフラッグシップ「アテンザ」がマイナーチェンジです。
注目は「20S」「XD」に、低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で軽減する「SCBS(スマートシティブレーキサポート)」を標準装備としたこと。これによりアテンザ全車に衝突被害軽減ブレーキが標準装備されました。
また、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載機種のJC08モード燃費を、15.6から16.0km/Lへと向上しています。これによりエコカー減税(環境対応車普及促進税制)の75%減税の対象となりました。
アテンザのトップレンジとなるディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載グレードでは、電動スライドガラスサンルーフをオプション設定するとともに、6MTに本革シートなど装備した「XD Lパッケージ」を追加しています。
またボディカラーではブルー系が新色「ディープクリスタルブルーマイカ」に変更されています。
メーカー希望小売価格は、セダン、ワゴンともに2,520,000円〜3,482,500円と若干アップ。ベーシックグレードでは2万円の価格アップとなっていますが、SCBSを標準装備したことを考えると、納得の価格変更といえそうです。
(山本晋也)