昨年に続きトヨタ自動車が2013年1~6月の世界販売で首位を維持しているという話題を先回お届けしました。
今回トヨタが発表した最新情報によると、1-9月のグループの世界販売台数が741.2万台(前年同期比+0.1%)と、同期間に於けるGMの725万台、VWグループの703万台を抑えて現時点でも首位を維持しています。
グラフで示したとおり2013年度は横一線の戦況ですが、2位のGMとは約16万台差、3位のVWとは約38万台差と、トヨタは6月までの累積台数から着実に2社との差を広げつつある状況。
ちなみにトヨタ自動車単独での世界販売は663.8万台(+0.6%)で、うち国内販売が121万台(-10.1%)、海外販売が542.8万台(+3.4%)となっており、国内販売の落ち込みを海外販売でカバーしている構図。
但し、9月単月で見れば国内販売が+12.1%と、5ヶ月ぶりに前年比増に転じており、グループ全体で見ても+14.2%と調子を取り戻しつつあるようです。
海外市場で販売が好調なのは北米、欧州、中南米、インドネシア、ベトナムで、逆に新車購入減税が終了したタイや新車販売が悪化しているインドなどでは減少傾向となっている模様。
トヨタが前人未到の世界販売1,000万台の壁を突破出来るかどうかについて世界から注目が集まっているようですが、同社は順調に記録樹立に向けて販売を伸ばしつつあるようです。
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