ホントに動く手作りの超小型V8エンジン

以前当サイトで、きわめて精巧で美しい手作りのV12エンジンの模型を紹介したことがありましたが、それは圧縮空気で動かしてやるというもので、自分で吸気、圧縮、爆発、排気を行うものではありませんでした。しかし、今回紹介するV8エンジンはちがいます。電子制御インジェクターを使って、ちゃんとガソリンを燃焼させて動く45ccのエンジンなのです。

 Mini_V8_01

製作風景や内部パーツが見られないのが残念ですが、ちゃんと作動してます。ツインスロットルを開閉すると回転も変わるし、ウォーターポンプやオイルポンプなどの補器類もベルトで駆動されているようです。

Mini_V8_02 

古い手動の切削機や旋盤を使って作ったそうです。使用した燃料制御システムはMegasquirt MS2というもので、シングルインジェクター仕様のようです。カムスプロケットは調整式、シリンダーには鋳鉄ライナーを使用しているなどと説明があります。しかし、見た目もカッコいいですね。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
続きを見る