以前当サイトで、きわめて精巧で美しい手作りのV12エンジンの模型を紹介したことがありましたが、それは圧縮空気で動かしてやるというもので、自分で吸気、圧縮、爆発、排気を行うものではありませんでした。しかし、今回紹介するV8エンジンはちがいます。電子制御インジェクターを使って、ちゃんとガソリンを燃焼させて動く45ccのエンジンなのです。
製作風景や内部パーツが見られないのが残念ですが、ちゃんと作動してます。ツインスロットルを開閉すると回転も変わるし、ウォーターポンプやオイルポンプなどの補器類もベルトで駆動されているようです。
古い手動の切削機や旋盤を使って作ったそうです。使用した燃料制御システムはMegasquirt MS2というもので、シングルインジェクター仕様のようです。カムスプロケットは調整式、シリンダーには鋳鉄ライナーを使用しているなどと説明があります。しかし、見た目もカッコいいですね。
(まめ蔵)