正しい運転姿勢に重要なポイント5つ

 正しい運転姿勢に重要なポイント5つ知っていますか?

「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」

日本自動車ジャーナリスト協会がボランティア事業として毎年開催している「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」が今年も「モータースポーツジャパン2013 フェスティバル イン お台場」と同時開催されました。

正しい運転姿勢とシートベルトの締め方

正しい運転姿勢のポイント5つを講師の吉田由美さんがわかりやすく教えてくれました。

1. ブレーキをしっかり踏むためにシートには深く座る。

2. 出来るだけ高いアイポイントでなるべく死角を少なくする。

3. フットレストに足を踏ん張った状態で膝を曲がった状態にし、膝が曲がっている事によって衝撃を吸収し怪我をなるべく少なくする。

4. ハンドルを9時15分で持ち、背中とシートが付いている状態でハンドルの12時の部分に持ち替え背中とシートが離れないようにする。

5. ヘッドレストの高さを合わせる。ヘッドレストの合わせ方は頭のてっぺんとヘッドレストの高さを一緒にする。

当たり前のようですが意外と出来ていないものですよね。

また、シートベルトはカチッとした後、たるみをなくすこと、ねじれていないこと、上の部分が肩の真ん中にあること、首に当たると切れたり、肩から外れると効果が発揮できないので注意が必要。シートベルトは大人用に合わせて作られているので子供はチャイルドシートを着用すること、どこに座ってもシートベルトをすること、一人でもしていないと万一の時その人自身が凶器になります。妊婦さんもしなくていいと思う人もいるかもしれませんがお腹にかからないようにシートベルトをします。お腹にいる子供を守る必要がありますからね。自分の運転姿勢を見直してみるいい機会になりました。

講義の次はマツダロードスターを使用して講師の菰田潔さんが説明。動画の後半にハンドル操作で5時から7時までは手を入れない、ハンドルは常に同じところを持つというのはなるほどと納得しました。

しっかりと運転姿勢を学んだ後は急ブレーキや濡れた路面を想定した状態でのESCの作動を体験。日常ではほとんど体験することが出来ないので女性の姿も目立ちました。

急ブレーキは一見簡単そうに見えますが受講している人を見るときっちりブレーキを踏んでいる人は少ないですね。私もアクセルからブレーキまでの動作をもっと早くしたほうがいいとの指導を受けました。人に見てもらうといいと思っていた自分の悪いところがわかりますね。今後に活かしたいと思います。

 「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」@「モータースポーツジャパン2013 フェスティバル イン お台場」「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」@「モータースポーツジャパン2013 フェスティバル イン お台場」

またトラックから見る死角も体験してみました。下の写真のようなバイクの位置だと…

「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」@「モータースポーツジャパン2013 フェスティバル イン お台場」

み、みえない!!トラックに乗ってみると視界の悪さにびっくり。あまりトラックに近づくとトラックのドライバーは気づかず事故にあう確率が高くなるというのが体感できます。トラックの死角に入らないようにしないと危険と実感。

「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」@「モータースポーツジャパン2013 フェスティバル イン お台場」

この他にもロールオーバーシミュレーターでクルマがひっくり返った状態での体験や、車庫入れのコツを実際のクルマを使いながらすぐそばで指導してくれたり、子供免許証を発効してくれたりと親子で楽しめるイベントとなっていました。

母と子の楽らく運転講習会〜お父さんもご一緒に「母と子の楽ラク運転講習会〜お父さんもご一緒に〜」@「モータースポーツジャパン2013 フェスティバル イン お台場」

普段メディアでしか見ない自動車ジャーナリストにも会える楽しいイベント、次回はこれを見ているあなたも参加して安全運転を行いましょう! 

前回のイベント模様はこちら>>>クルマがひっくり返ると一体どうなるかを安全に体験できる?

(sin)