2013年9月のフランクフルトモーターショーにてワールドプレミア、9月26日には日本デビューを果たしたBMW4シリーズ。従来、3シリーズクーペと呼ばれていたモデルの後継的存在ですが、思えば3シリーズにはカブリオレ(コンバーチブル)もありました。
もちろん、新しい4シリーズにもコンバーチブルは用意されています。その多くの写真と詳細スペックが公開されました。
ラインナップは、6気筒ガソリンエンジンの435iコンバーチブル、4気筒ガソリンエンジンの428iコンバーチブル、そして4気筒ディーゼルの420dコンバーチブルの3グレードとなっています。トランスミッションは、6速MTと8速ATで、駆動方式はFR。428iコンバーチブルにはAWDも追加される予定です。
エンジンはいずれもターボ。排気量と最高出力、最大トルクは以下の通り。
435i:2979cc 225kW/5000-6000rpm 400Nm/1200-5000rpm
428i:1997cc 180kW/5000-6500rpm 350Nm/1250-4800rpm
420d:1995cc 135kW/4000rpm 380Nm/1750-2750rpm
ルーフは、現行3シリーズ・カブリオレ同様にリトラクタブルライト・ハードトップ。その3分割ルーフは、18km/hであれば、走行中にオープンにすることも可能といいます。ちなみに、クローズド状態での空気抵抗係数(Cd値)は0.28~0.31、オープン時には0.33になるということです。
ラゲッジスペースは3シリーズ・カブリオレに対して20リッター増の370リッターを確保(クローズ時)。オープン時でも220リッターのトランク容量を確保しているといいます。
高精細カラーヘッドアップディスプレイを備えるというインテリアは、改良されたハードトップにより、クローズ時には3シリーズ・カブリオレ以上の静かで快適な空間になっているといいます。またロングホイールベースにより、リヤシートの乗員もゆったりした足元スペースになっている点も注目です。
実車の公開は2013年11月のロスアンゼルスオートショーとみられる4シリーズ・コンバーチブル。伸びやかなスタイリングとなったミッドサイズのコンバーチブルは間もなくデビューです。
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(山本晋也)